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映画REALIZERのあらすじ 30年程前に起きた核戦争後の2043年、世界は一つの国『アトラヌビラ』によって完全に統治されていた。地上での生活を
奪われた人類は地下で暮らし続け、いつしか信仰、表現、学問の自由は奪われ、居住エリア外への外出や、地上への旅、
芸術活動や集会、そして踊ることすらも禁じられるようになっていった。また至上教育制度が実施され、1歳児から誰もが
統一アトラヌビラ放送を定められたカリキュラムに従って視聴しなければならず、また供給される食料は太陽装置と科学美
水によって育まれた工場で大量生産されたモノへと変わっていった。それはまるで人類は飼育されているかのような状態だ
ったが、人々はプラスティックでできた貨幣、マニー・チップを増やすことに生きがいを見出し、自分達が支配されていること
など忘れ平和に暮らしていた。

 そんな中、学校が終わると指定居住エリアを抜け出し、禁じられた遊び『ダンス』に興じる少年グループがあった。そのウチ
の一人、少年ラハトは地下での生活に疑問を抱き、仲間達が止めるのをよそに独り地上へと旅立っていった。少年は脱走者
として追われながらも、地上の本当の姿を目の当たりにする。核戦争後人類の去った地上には自然の力が満ち溢れ、濃厚
な緑に覆われた楽園のような大地がそこにはあったのだ。彼はこのことを仲間達に知らせようと地下へと戻るのだが、ラハト
は地上へ逃亡した犯罪者として扱われ、密告者によってアトラヌビラに捕まってしまう。牢獄にとじこめられ、キボロというブレ
イン・ウォッシュ装置で記憶の全てを洗い流し、洗脳の刑を受けなければならなかった。少年は必死に逃亡をこころみるが
上手くいかず、遂に刑が実行される。完全に洗脳が成功したと判断したアトラヌビラは身体能力がズバぬけて高いこの少年
を国の工作員にしたてあげ、ある任務の遂行のため島へと送った。

 少年ラハトは島で少女サラに出会った。サラのお祖父さんタイオワは戦前存在した世界の文化の中心シャパ国の宗王で
あり聖者だった。彼らシャパ民族の王族達はアトラヌビラ人からも敬われ地上に住むことを許されていたのだが、タイオワは
戦争がアトラヌビラが地上を独占するために彼ら自身の手によって行われたものであることを知ってしまった。彼は地下に
閉じ込められた人間達を解放するため抗議を行い、いつしかその勢力は拡大していった。アトラヌビラは孫娘のサラの身柄
を拘束しタイオワ達の活動を終息しようとし、その任務に遂行をラハト達に命じたのであった。

 ラハト達はサラを島から連れ出すことに成功したが、少年は本当は洗脳されておらず、サラと二人、逃避行の旅に。途中、
サラを奪い去られてしまうが、タイオワとの出会いによって宇宙創造の根本エネルギーであるプラーナを自由自在に操る術
を身につけ、再びサラを救出する。二人は仲間達を地上に招き、蘇った大地と共に踊り、タイオワ達と地下に閉じ込められた
人類を救う計画を実行に移すのだが・・・・・・